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大腸カメラ

大腸カメラ検査とは

大腸カメラ検査とは、肛門から挿入した極小のカメラで大腸の内部を観察し、大腸の状態や病変を映像化して調べる検査です。当院の大腸カメラ検査は、日本消化器内視鏡学会専門医が担当し、患者様にとって楽に素早い検査を行える点が特徴です。
また当院の内視鏡検査機器は、富士フイルムの最新内視鏡AIシステムを搭載しており、微細な早期がんや炎症、病変に至るまで確認することが可能です。大腸カメラ検査を行うことで、大腸の炎症やがん、ポリープ、潰瘍などの異常を早期発見し、適切な治療へと繋げることができます。
大腸カメラ検査の所用時間は15~25分程度となります。ポリープが確認された際には、ご希望があればその場でポリープを切除することも可能です。また、検査の際には、患者様のご希望があれば鎮静剤を使用し、ほぼ眠った状態で検査を行うことが可能です。


大腸カメラをお勧めする症状

  • 腹痛がある
  • 腹部膨満感がある
  • 下痢便秘を繰り返す
  • 通常便と下痢を繰り返す
  • 粘血便、粘液便が出る
  • 血便が出る
  • 顔色の悪さを指摘されたことがある
  • 貧血である
  • 急な体重減少
  • 便潜血検査陽性との指摘を受けた
  • 大腸ポリープ、大腸がんの治療歴がある
  • 親族に大腸がんの罹患者がいる

など


大腸カメラでわかる病気

など


当院の大腸カメラ検査の特徴

日本消化器内視鏡学会専門医が行う大腸カメラ検査

当院では患者様の安全を第一に考え、消化器病専門医、日本消化器内視鏡学会専門医である医師が、大腸カメラ検査を行います。

鎮静剤を使用し、眠ったままできる大腸カメラ検査

当院では、鎮静剤を用いることで患者様が眠った状態で大腸カメラ検査を行うことが可能です。鎮痛剤をご希望の方は、お気軽にお申し出ください。

富士フイルムの最新内視鏡AIシステムを導入

当院の内視鏡検査機器は、富士フイルムの最新内視鏡AIシステムを導入しており、微細な早期がんや炎症、病変に至るまで発見することが可能です。また、複数の高出力LED照明も搭載しており、血管や粘膜表面の詳細な観察を行うことで、疾患の早期発見を可能としています。

日帰りで大腸ポリープの切除手術が可能

大腸カメラ検査の所用時間は15~25分程度のため、体への負担も少なく済みます。また、検査でポリープが確認された際には、患者様のご希望があれば、その場でポリープの切除手術を行うことも可能です。

大腸ポリープ切除

腹部の張りを抑えた二酸化炭素ガス(CO2)送気

当院の大腸カメラ検査では、空気の代わりに二酸化炭素ガス(CO2)を採用しています。二酸化炭素ガスは、空気に比べて体内への吸収や体外への排出が早いことが特徴です。そのため、検査時や検査後の腹部の張りや痛みを抑えることができます。

無送気軸保持短縮法による、負担を抑えた検査

無送気軸保持短縮法とは、大腸カメラ検査における患者様の痛みや不快感を軽減できる検査法です。大腸カメラ検査では、大腸内に内視鏡スコープを挿入するため、痛みを伴うことが多くあります。また、腸は曲がり方やねじれ方、癒着などが人によって異なるため、腸が圧迫感を起こすことで不快感を覚えることもあります。
当院では、患者様が少しでもこうした痛みや不快感を起こさないよう、無送気軸保持短縮法を採用しています。

リカバリールームの完備

当院ではリカバリールームを完備していますので、大腸カメラ検査で鎮静剤を使用された場合には、検査後に意識が回復するまで、リカバリールームにてお休みして頂けます。

院内下剤専用の完全個室(専用トイレ付き)を完備

院内で下剤をご希望の患者様は、完全個室(専用トイレ付き)を活用することが可能です。リラックスした環境で、大腸カメラ検査に備えることができます。

胃・大腸カメラ検査を同日に受診可能

当院では、胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日に受けることができます。両検査を同日に実施するかどうかは医師の判断によりますが、可能と判断された場合は、前日の食事制限や来院回数、検査による苦痛が少なくて済み、多忙な方にはお勧めの検査方法となります。詳しい内容に関しては、当院までご相談ください。

徹底した感染対策

当院では、日本消化器内視鏡学会のガイドラインに準拠し、内視鏡検査ごとに内視鏡スコープの洗浄・消毒をしっかりと行っています。

無料駐車場を完備

当院では、無料駐車場を完備しています。ただし、大腸カメラ検査時に鎮静剤を使用された患者様は車や自転車などの運転をすることはできませんので、ご帰宅の際には公共交通機関を利用するか、ご家族の送迎をお願いいたします。


大腸カメラ検査の流れ

検査予約・事前診察

大腸カメラ検査を行う際には、事前にお電話でご予約いただくか、ご来院時にご予約ください。ご来院時にご予約いただく場合は、問診、検査内容、事前準備、当日の服薬、休薬、注意事項などに関して、直接説明いたします。お電話でご予約の場合は、ホームページ上に記載されている注意事項をご一読の上、ご予約ください。なお、お電話でご予約の患者様も、検査日の2週間前までには必ず一回はご来院いただく必要がありますのでご注意ください。また、当日や翌日などの急ぎ検査をご希望の場合は、緊急対応可能か事前にお電話にてお問い合わせください。

内視鏡(胃カメラ・大腸カメラ)キャンセル及び時間変更についての注意事項

内視鏡検査は1日当たり行える件数には、限りがあります。また、検査前日までに事前準備を整えていく必要があります。予約確定後のキャンセルについては、検査日3日前までにクリニックまでお電話ください。
なお、当日にキャンセルされる場合は、キャンセル料1500円お支払いいただきます。
ご理解・ご協力の程、お願い申し上げます。

検査前日

検査前日の夕食は、遅くても午後9時には済ませるようにし、消化の悪いものは控えてください。また、検査の2日前からは、繊維質を多く含む食品(ひじき・わかめ・きのこ類・こんにゃく、種子の多いいちごやキウイなど)も控えるようにしましょう。
普段から便秘気味の場合は、医師の指示のもと、数日前から下剤を内服していただくこともあります。

検査当日

検査当日は、検査終了までは少量の水のみ摂取可能です。喫煙はお控えください。また、薬の種類によっては検査当日朝の内服薬の使用は中止していただく場合がありますので、事前に医師とご相談ください。
大腸の中をきれいにする下剤は数種類ございますが、どの種類も約2リットルの量を数回に分けて服用していただきます。また、検査前日から下剤を服用していただくこともあります。
また、検査時に鎮静剤を使用する場合は、検査後の自動車・自転車・バイクの運転は禁止です。当日は公共交通機関をご利用いただくか、ご家族の送迎をお願いいたします。

検査

当日ご来院いただいた際には、まずは便が透明になったかを確認します。便が残留している場合は、正確な検査が行えない可能性もありますので、追加で下剤を内服していただくこともあります。その場合は、検査開始時刻が予定より遅延することもありますので、あらかじめご了承ください。鎮静剤を使用する場合は、点滴によって投与します。
検査は15~30分程度で終了しますが、ポリープが見つかった際には、その場で生検や切除を行うため、その場合は多少時間が延長されます。

検査後

検査後のご飲食は、通常であれば1時間後から可能です。検査当日は、お風呂は控えていただき、シャワーで済ませましょう。また、検査当日は激しい運動も控えてください。
検査で鎮静剤を使用した場合は、帰宅時の自動車・自転車・バイクの運転は禁止となります。鎮静剤の効果が切れるタイミングは個人差があり、中には長く影響が続く方もいますので、検査当日の重要事項の決定や判断は控えた方が良いでしょう。
また、複数のポリープ切除を行った場合は、切除部の傷が治癒するまで多少時間がかかります。そのため、術後10日間程度は飲酒や運動、旅行を控えていただくこともあります。
検査終了後に気になる症状やご不明点がございましたら、当院までお気軽にご相談ください。


大腸カメラ検査の費用

検査内容 1割負担 3割負担
大腸カメラ検査のみ 2,500円程度 6,000円〜7,000円程度
大腸カメラ検査+病理組織検査 3,000円〜4,000円程度 9,000円〜12,000円程度
大腸内視鏡ポリープ手術 9,000円〜12,000円程度 25,000円〜30,000円程度

※上記の金額は目安であり、治療状況で前後します。